山葡萄

2年程前に買った山葡萄を漸く完食。一緒に買った月夜も三分の一程になった。

最近は勉強をサボりがちで、インクの減る量が遅くなっているのは気になるが、瓶が空になった達成感は嬉しい。最初の頃は落ち着いた葡萄色が気に入っていたけど、次第に飽きて来たのと、紙に依るかもしれないけど、少しくすんだ色に変色することがあって使わなくなってきた。それでも考えを纏めたり添削するのにTWSBIのBニブ使っていると、毎週のように補給が必要になった。今ではプラチナの赤が入っているが、ちょっと蛍光色が強すぎて、落ち着いた色がないか物色中である。他の色では定番のブルーブラックを使うことが多く、月夜の他にもペリカンやプラチナのブルーブラックを併用している。こちらも未だコレというものが決まらず、暗中模索の最中である。



自分に合った筆墨紙を追い求めるのが万年筆道の在り方のようにも思えるが、何を書くか何処で書くかによっても様々で、懐具合も限られており初心者ながら色々の思案している。これもまた楽しい空想である。
取り敢えず、今のお気に入りは、
筆:プラチナのプレピー0.5mm
墨:色彩雫の松露
紙:無印良品のルーズリーフ 5mm方眼

安さ手軽さが気に入っていて、飽きずに普段使いとして活躍中である。筆や紙よりも墨に凝っているようで、まだ空き瓶は一つだけど、机の引き出しにはまだ何種類も買い溜めしていて、少し贅沢をしている。筆は殆どスケルトンでどうも液体を見ると落ち着くようだ。遠いご先祖様が海からやって来たことと関係があるかもしれない。