読書
講談社英語文庫だけでなく日本語の本も読みたくなって、前から気になっていた上田秋成の雨月物語を読んだ。評判に違わず実に面白い。怪奇談が有名で、それはそれで味わい深く面白いのだが、最後に貧富論という異色の話があるのは知らなかった。気に入った箇所を引用すると
金銀を見ては父母のごとくしたしみ、食ふべきをも喫はず、穿べきをも着ず、得がたきいのちさへ惜とおもはで、起ておもひ臥てわすれねば、こゝにあつまる事まのあたりなることわりなり。
人の徳と、お金の徳は別物で、お金の事を考えている人にお金は集まるとのこと。
真面目に働いて使わなければお金は貯まる。ただし、貯まったお金を何に使うかは難しい。老後のためと思っているけどそれだけではつまらない。
少し厚手の本のブックカバーを作成した。ヌメ革が気に入っているので買ってきた。1.2mmでこの大きさで約4千円也。
文庫のカバーだと5冊分くらいできる。1.2mmだとちょっと厚すぎるかな。
文庫用、新書用、参考書用を作った。本を挟むところの幅については、広いほうが安定するかなと思ったけど、本を入れにくいし読みにくいので今度からは本の幅の半分位にしようと思う。新書用、参考書用は糸を縫わずに暫くはそのまま使う予定。
一番上が今回作ったカバー。革の端の方はシワが寄っていたけどそれはそれで面白いかと思い、気にせず裁断して作ってみた。
色とりどりのブックカバー。
ヌメ革のカバーを並べるとこんな感じ。
TWSBI540 PilotBlueBlack インキの臭が強い。
読書欲のほかに食欲もあり、体重は72.5kgとちょっと増えすぎ。食べる量を減らさなければ。