TWSBI

もう大夫以前になるが、台湾のTWSBIの万年筆DAIMOND540を愛用している。

TWSBIの万年筆の冠は赤色のマークでありこれまでは赤色のインクを入れて使っていて、赤の冠とインクの赤が調和して綺麗だったのだが、赤のインクが切れてしまった。

大量にある青のインクを入れているのだが、どうも赤と青は共存しない。DIAMONDの最新版は580となっているが、透明軸のものはやはり赤い冠のようだ。

キャップを外すと青のインクが透明な軸から覗きなかなかなのだが、冠の色も選べるようにならないものだろうか。実はこの540は軸にヒビが入り部品を交換したもので、軸内部の部品がオリジナルの金属からプラスティックに変わっている。デザインはオリジナルの540方が好きだったのだが致し方ない。よく見るとキャップの部分にもヒビが入っており、今度交換するときには、冠の色違いがないか尋ねようかと思う。期待はできないけれども。

最近読んだ文庫と比べてみると、なかなかの大きさ。使っていてキャップ部分が少し大きいとの感触。

540は軸内のピストンを回転させてインクを吸い上げる機構であるが、スポイトを使ってもっぱら吸入する小生にとっては、こうした機構は不要であり、インクタンクだけにしてもう少し全体をスリムにしたモデルも作って欲しいところである。

この赤と青の感じは台湾の国旗なのか。台湾の美意識と日本とは違うのだな。